岡村天満宮について
御由緒
岡村天満宮の創建は大変古く、年代は定かではありません。
古老の云い伝えによりますと、鎌倉時代、建久年間(1190年~)のころのこと、今から800年以上前のことです。
源頼朝の家臣であった武士が、日頃から天神さま(菅原道真公)を信仰していました。
この武士がいつの日かこの岡村の地に移り住むようになりました。
鎌倉まで日々のお参りに行くのは大変です。
そこで、住居近くのこの地に天神さまの社を祀ろうと考えました。
折よく京都に行く機会があって、京都の北野天満宮より勧請し、岡村天満宮を創建しました。
菅原道真公は、文章博士(もんじょうはかせ)という最高位の学者であっただけでなく、
弓にて百発百中の腕前を披露されるなど、文武両道の人物としてその名を馳せていました。
菅原道真公すなわち天神さまをお参りすれば、
学問が上達するということが広く知られるようになり、
「学問の神さま」「文化・芸能の神さま」として信仰されるようになりました。
現在では、受験生をはじめ多くの参拝者の姿が見られます。
御祭神
- 天照皇大神
(あまてらすおおみかみ) - 天照皇大神宮は日本の国の守り神であると同時に、太陽の徳に示されるように、地上の万物を化育する神であり、世界万民の敬仰すべき神さまであります。
- 菅原道真公
(すがわらのみちざねこう) - 菅原道真公は、全国津々浦々に祀られ、古くから童歌にも唄われておりますように、広く国民的信仰に根を下ろした学問の神、書道の神、文化の神さまであります。
- 市杵島姫ノ命
(いちきしまひめのみこと) - 市杵島姫ノ命は一般には弁財天さまとして知られておりますように、福徳を円満に授ける神さまであり、財運と芸術を司る神さまであります。
行事・祭事のご案内
- 1月
- 1日
- 元旦祭
神楽殿で獅子舞、お囃子の演奏 - 25日
- 初天神祭
開運・厄除け札、西瓜天神の授与
- 2月
- 8日
- 針祭(針供養)
神奈川県和服裁縫協同組合主催
- 5月
- 25日
- 春祭
- 8月
- 24日
- 例大祭(宵宮)
神楽殿にてお囃子の演奏
幼児園児による「ゆかた踊り」
町内有志による「ゆかた踊り」 - 25日
- 例大祭
神楽殿にてお囃子の演奏
午後から奉納演芸
- 9月
- 25日
- 秋祭
- 11月
- 七五三
- 12月
- 筆祭
- ※日時は11月下旬~12月初旬の日曜日 横浜書道連盟主催
※月次祭(つきなみさい)毎月1日、15日、25日
8月25日の例大祭